お家の中でワンちゃんや猫ちゃんをはじめとしたペットとともに生活するご家庭から承る相談事の一つにリフォームでペットが滑りにくい床にすることは可能か?という質問がございます。
結論、可能です。様々なメーカーからペットと室内で生活する上で適したフローリングが商品展開されています。
ペット用フロアにはどんな種類があるのか?
DAIKEN のワンラブフロアやIKUTAのプリオス介護とペットは代表的な商品の一つです。
クッション性、防水性、防傷性があり
そんなことはありません。
既存のフローリングに新たにコーティングをすることで上記のような性能を補完することも可能です。
施工方法としましては、コーティングを施工する部分を清掃後、コーテイングを施工する流れです。ワックスがけに近いイメージですね。
それぞれのメリット、デメリット
ペット用フロアのメリット
先ほど例に挙げたフロア材はペット、介護用のフローリングとして売りに出されており、それらは特徴として耐傷性、耐水性、清掃性などに優れています。
なので、その特徴を求めてペット向けや介護への用途ではなく選択する方もいます。
ペット用フロアのデメリット
元々このような性能を持つフローリングのほとんどが木目調のものでデザインの選択肢が多くないことはよく指摘されます。
既存のフロアにコーティングを施工する方法のメリット
フローリングやフロアタイルなど様々な床材に施工可能な点です。また新築時に入居前に施工する/リフォームの一環として施工する、のどちらも可能ということも大きな魅力の一つです。
コーティングのデメリット
後付けのコーティングなので見切などがないところでコーティングの施工がある/ない空間になるとコーティングのない部分が目視で確認できてしまいます。また、コーティングの問題で既存のフローリングの色とは少し異なる色合いになります。
他には、施工する際にそのスペースのモノを全てどかさないといけないので、その点がとても面倒です。
おまけ
その他、フローリング以外でペットと生活する上で人気がある商品を幾つかご紹介します。
LIXILの猫壁(にゃんぺき)
新居を構える際にキャットウォークを計画する方が増えていますが、リフォームでもその需要は年々増加傾向にあります。
DIYで自作する人もいますが、メーカーからも工夫された商品が用意されているので、選択肢の一つとしてどうでしょうか?
DAIKENのねこステップ/ねこボックス/ねこシェルフ
こちらはDAIKENから発売されているキャットウォークです。
LIXILとDAIKENのキャットウォークの違いとしては
LIXILのキャットウォークまず壁一面をマグネットの装着できるパネルにすることで位置を自由に何度でも変更することができます。
DAKENのキャットウォークは金具で固定するので、壁の下地が必要な点と一度取り付けると安易には移動できない点は考慮するべきです。
その分、金額的にはLIXILのモノより安価に抑えられます。
LIXILの猫壁は施工の際にその壁面のモノを退けたり、養生したりと少し規模の大きい工事になります。
あくまで好みの問題がありますが、一旦置いとくと組み分け的には
現状のお家にキャットウォークを追加するのであればDAIKENやDIYでお手軽に取り付け
大規模なリフォームならば、LIXILの猫壁も選択肢に組み込まれるというイメージで問題ないかと思います。
最後に
近年、室内外でペットと共生しているご家庭が増加している中で、ペットも住みよい家というのはますます需要がある分野です。
私は今現在、ペットと共生しているわけではないので、このような問題があるというのを具体的に提示していくことには限界がありますが、頂いた質問や問題への解決には助力できると思いますので、「こんなことって解決できますか?」とお気軽にお問合せください。